こんにちは、レピシエです。
来週末にはキャンプに行けるのでウキウキです。
また新型コロナウイルス感染症が拡大傾向なので、なんとか来週末までは何もないことを祈っておきます。
そしてキャンプの予定があると、ブログも書く気が湧いてきますね。
前回もゆるキャン△コラボ商品の検討でしたが、今回もその流れでちょっと調べてみました。
それでは、行ってみましょう。
オリジナルTAKIBIダウンジャケット/なでしこver. & リンver.
(COCOLLABOホームページより)
なでしこverとリンverの違いはデザインとおまけで付いてくるアクリルスタンドみたいですね。
で、キャンプウェアとして使うのであれば、気になるのがやはり性能面ですよね。
本家NANGAのタキビダウンジャケットメンズと比較してみました。
オリジナルTAKIBIダウンジャケット | タキビダウンジャケット(メンズ) | ||
材質 | 表生地 | ポリエステル、アラミド繊維混合 | ポリエステル、アラミド繊維混合 |
裏生地 | 40dnナイロンタフタ | 40dnナイロンタフタ | |
中綿 | DXスパニッシュダウン90-10%/760FP | DXUDD(スパニッシュダックダウン 90-10% 770FP)超撥水加工 | |
羽毛量 | 150g | 155g | |
総重量 | 約1,030g | 約1,134g |
まず、表生地・裏生地についてはどうやら全く同じ素材を使っているようですね。
羽毛量は5gだけ本家タキビダウンジャケットの方が多く入っています。
しかし、最も大きな違いは中綿にあります。
オリジナルTAKIBIダウンジャケットはDXスパニッシュダウン、
タキビダウンジャケットはDXUDDスパニッシュダウンと記載があります。
その後ろにあるFP(フィルパワー)の数値も若干違いますね。
FPはざっくり数値が高い方が温かいと思ってください。
もう少し詳しく知りたい方は寝袋について書いた過去記事がありますので、そちらをご参考ください。
今回最も違うのはダウンの加工です。
NANGAのDXダウンは
ヨーロッパ産ホワイトダックダウンを国内で洗浄したもののみを使用したダウン。ダウン90-10%でフィルパワー760FP、コストパフォーマンスに優れた高品質ダウンです。
(NANGAホームページより)
と説明があります。
対して、DXUDDですが、
DXの羽毛に超撥水加工を施した高品質で高機能なダウンで、フィルパワーは770FP。羽毛と撥水剤の樹脂を分子レベルで結合し、細かな粒子の壁を作ることで水の侵入を防ぐ。「湿気を通すが、水を吸わない」最適なダウンです。
(NANGAホームページより)
とあるように、DXにひと手間加えてあります。
ダウンは水分に弱いという特徴がありますので、このような手間をかけることがあります。
ここから分かるのはゆるキャン△コラボは商品名にオリジナルとついているように、NANGAのタキビダウンジャケットをコラボ商品にしたわけではなく、ほぼ同じだけどオリジナルで作ったTAKIBIダウンジャケットということです。
要は撥水加工をしていないダウンを使用しているので、雨天時の使用などは注意しないといけないということですね。
なお、お値段は本家が66,000円、コラボが77,000円です。
自分はきちんと調べる前はコラボでこのお値段なら、タキビダウンジャケットがもともと欲しかった人なら買っちゃうだろうなーと思っていました。
しかし、ダウンの種類が違うということが分かったので、やはりどんな商品でも調べることは大切だなと思いました。
もっとも、コラボ商品であるということに重点を置くのであれば、ダウンの取り扱いには定評のあるNANGA商品ですので、十分すぎるくらいでしょう。
普段使いするのであれば、雨の日は着ないようにするなどで十分対応かのうですしね。
オリジナルシュラフ 450DX
(COCOLLABOホームページより)
こちらは1種類だけなんですね。
では、さきほどのダウンジャケットのようにさっそく本家と比較してみます。
オリジナルシュラフ 450DX | オーロラライト 450 DX | ||
材質 | 表生地 | ナイロンリップ | 15dn オーロラテックス |
裏生地 | ナイロンリップ | 15dn リップストップナイロン | |
中綿 | DXスパニッシュダウン90-10%/760FP | DXスパニッシュダックダウン90-10% (760FP) | |
羽毛量 | 450g | 450g | |
内部構造 | 上面 | ボックスキルト構造 | ボックスキルト構造 |
下面 | シングルキルト構造 | シングルキルト構造 |
一番近そうなオーロラライト450DXとの比較です。
NANGAの商品名にある数字は羽毛量なので450gは同じですし、今回は中綿も同じもの、内部構造についても同じです。
では、何がちがうのかというと表生地になります。
表記の違いはありますが、裏生地についてはナイロンで同じ素材だと思われます。
では本家オーロラライト450DXのオーロラテックスとは何かと言いますと、
多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地。防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材。2レイヤ地で20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrs、という高レベルの防水透湿性能を持っています。
(NANGAホームページより)
難しいことも書いてありますが、要は高レベルの防水透湿性能がある生地ということですね。
テントで寝る場合には、テント内が結露することがありその水滴などがかかっても大丈夫というメリットがあります。
対してナイロンですが、オーロラテックスのような加工をしていない状態ということですね。
つまりダウンジャケットの時と同じで、オリジナルシュラフの方が防水性に劣るということになります。
先ほどのダウンジャケットであれば使い方でなんとかなるという話をしましたが、シュラフはどうなのでしょうか。
これも使い方によるという話になるのかなと思います。
ちょっとだけ詳しい話になりますが、テントをシングルウォールのものではなくダブルウォールのものにするなどで対応は可能ですね。
山登りなどで荷物を極限まで軽くする必要がある場合などには向きません。
あ、あとコラボ商品のページにはスリーシーズン用と記載はありましたが、どれくらいの温度まで使えるかなどの記載がありませんでした。
が、中綿や羽毛量、構造に違いがないことからオーロラライトを参考にすればよさそうです。
ちなみにオーロラライト450DXの快適使用温度は-0度、下限温度は-5度になります。
まとめ
比較してみるとコラボ商品はどちらも防水性に劣ることがわかりました。
購入をご検討の方はそこも考慮に入れられるとよいと思います。
逆に考えると防水加工が手間がかかるのか、コストがかかるのかわかりませんが、簡単にできるものではないということかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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