こんにちは、レピシエです。
今日は、久しぶりに看護師っぽい内容を含む記事になります(*´▽`*)
基本的にはワークマンで購入した靴下の紹介なんですが、せっかくなのでなぜこういった商品は効果があるのかについて、身体の仕組みとともにご紹介します。
それでは、早速行ってみましょう(*´▽`*)
ワークマン:アーチパワーアシストショート
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ワークマンから発売されている靴下です。
公式では以下のような機能をうたっています。
〇つま先かかとパイル:衝撃吸収パイルクッションでつま先かかとを保護
〇Yヒール:Yヒールでかかとがずれにくい
〇アーチサポート:土踏まずをサポート
店長さんいわく、足の疲れが全然違うそうです。
主に衝撃吸収と土踏まずのサポートによって、そういった効果が出るんでしょうね。
我が家はポケモンGOのイベント日には3時間ぐらいずっと歩いているので、少しは楽になるかなと思って購入してみました。
脚が疲れる仕組み①
そもそも、脚がだるくなったり、むくんでしまったりするのは何故かご存じでしょうか。
まずは、その点を簡単にご説明していきます。
普段、人間は心臓から出た血液が全身を回ってまた心臓に返って来ます。
この循環の途中、肺で酸素と二酸化炭素を交換したり、色々な臓器で栄養と老廃物を交換したりします。
ここで問題になるのが重力です。
地球上では地面に向かって重力が働いていますから、人間が立っている場合、脚に流れ込んだ血液は、重力に逆らって心臓に戻っていくことになります。
この状態が長く続くと、脚に流れ込む血液の方が、脚から戻っていく血液より多くなります。
脚にたまった血液はじわじわと一部が血管の外に押し出されてむくみになっていきますし、老廃物の回収と酸素の受け取りが進まなくなっていきます。
これが、脚がだるくなったり、むくんだりする簡単な仕組みです。
ただ、人間も重力に逆らう仕組みが導入されています。
それが、脚の筋肉によるポンプ機能です。
主にふくらはぎの筋肉が担っています。
ふくらはぎの筋肉が収縮することで、血管を細くします。
その後、筋肉が弛緩すると血管が広がります。
これを繰り返すことで、ポンプと同じ効果が発生することになります。
立ちっぱなしより、歩いていた方が楽なのは、歩くことによってふくらはぎの筋肉が使われて、血液を送り返しているからですね。
脚が疲れる仕組み②
脚の疲れに関与している部分は、もう1か所あります。
それは、土踏まずです。
土踏まずとは、足の裏のアーチ状になっている部分のことです。
そもそも、土踏まずは足の裏をアーチ状に保つことでできるものですが、アーチ状になっていることで、歩いたり走ったりしたときの衝撃を吸収・分散してくれます。
また、ばねのような効果もあり、歩いたり走ったりしたときの推進力も与えてくれます。
近年、運動不足などが原因でこの土踏まずがない偏平足と呼ばれる状態の方が増えています。
また、加齢や体重増加、筋力低下によって土踏まずが崩れてくる(アーチが低くなる)、なくなる方もお見えになります。
解決策
まず、脚に血液がたまってしまう状態を少しでも少なくするためにはどうしたらよいかです。
基本的には適度な休憩やふくらはぎの筋肉を使うように心がけることになります。
ふくらはぎの筋肉を使う簡単な方法は、かかとの上げ下げです。
かかとを上げたり下げたりすることで、ふくらはぎの筋肉が使われるため血液の循環を助けます。
また、弾性ストッキングを使用する方法もあります。
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弾性ストッキングは、適度に脚を締め付けることで、血液の循環を助けます。
すこし難しくなりますが、液体と気体は同じ力で動いている時は、細ければ細いほど早く強く移動する性質があります。
例えば、ホースで水を撒く時に、先端を潰してホースの直径を細くすると水は遠くまで飛んでいきます。
脚を締め付けることで血管を締め付けて細くする事で帰る力を強めているわけです。
次に、土踏まずについてです。
一番楽な方法は靴に中敷きを入れることですね。
物理的に土踏まずがある状態を作ってくれますので、偏平足の方でも土踏まずがある状態になります。
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そこまでの効果はありませんが、今回のアーチパワーアシストは適度な締め付けによって、土踏まずがある状態をキープしやすくしてくれるものです。
衝撃吸収の効果もあり、土踏まずの効果である衝撃吸収・分散をアシストしてくれます。
商品の特性上、偏平足の方には効果が出にくいと思います。
実際に使ってみた
ようやく、実際のレビューになります(;’∀’)
まず、履いてみた感覚ですが、履く前は窮屈かなと思いましたがかかとさえ通してしまえばまったく窮屈な感じはありません。
むしろ適度な締め付けを土踏まずに感じて気持ちが良いぐらいです。
続いて、実際にこちらを履いて最寄り駅まで2kmちょっと(30分)の歩行、お昼休みに2km弱(30分)の歩行、帰りも最寄り駅から自宅まで2kmちょっと(30分)の歩行を実施してみました。
大体、これぐらい歩きますと帰りの歩行中にちょっと足がだるい感じが出てくる事が多いのですが、この日は全くありませんでした。
個人的にはなかなか良い感触です。
といっても今回はずっと歩いていたわけではありませんので、長時間に歩行時にどうなるかはまだ未知数ですね。
この点については次回のポケモンGOイベント時に使用して、また感想を追記したいと思います。
まとめ
というわけで、今回はちょっと専門的なお話を入れながら書いてみましたがいかがでしょうか。
文章で伝えるのって本当に難しいので、わからない部分がありましたらコメント等いただけると嬉しいです。
あまりキャンプで脚が疲れるまで歩き回るということはないかもしれませんが、もし、脚が疲れやすいという方がお見えでしたら試してみる価値はあるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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